みなさん、レストランの格付けで有名な「ミシュランガイド」にソウル版があるのをご存知ですか?
ソウルでは2016年から始まったようなのですが、私が知ったのはコロナ禍の真っただ中。
おひとり様では星付きレストランはムリでもビブグルマンなら行けるかも?とふと思い、どんなお店が選ばれているのか見ていた時に豆腐料理専門店があるのを見つけました。
それが「百年屋 (ペンニョンオッ)」。
私、お豆腐が大好き😍なので、「国境が開いたら絶対に行くっ!」と決め、有言実行。
行ったのは日曜日の夜8時前。
このお店は夜9時閉店なので、日曜の閉店1時間前ぐらいなら1人でも問題なく入れるだろうと思って行ったのですが、さすが有名なお店、テーブルはほとんど埋まっていました。
が、たまたま空いていたテーブルが2人席だったので、すぐに通してもらえました。
注文したのはチャヨンシッスンドゥブ。漢字で書くと「自然式純豆腐」。
まずはパンチャンが運ばれてきました。
白菜キムチは辛そうな色をしていますが、わりと浅漬けで白菜のシャキシャキ感がまだ残っていて、日本のスーパーではまず売っていないタイプのキムチ。
これが結構おいしくて、たいていキムチは半分ぐらいしか食べないのに、思わず完食しそうになりました。
でも、韓国ではおかずをちょっと残しておくのが礼儀と聞いたことをふと思い出し、最後の1切れだけ残しておきました😄
大根の方はカクテキの千切りみたいなものかと思いきや、味的にはなますに赤唐辛子が入っている感じ。普通のキムチよりもちょっと甘めでお酢がよく効いていました。
さっぱりしていて、こちらは白菜キムチよりも先に完食💘
わかめの酢の物も酸味がきつすぎず、とても食べやすかったです。
パンチャンは白菜キムチを一切れわざと残した以外はきれいに食べてしまいました。当たり前のことかもしれませんが、私にはとても珍しいことでした。
ここのパンチャン、どれもホントに美味しかったんです😋
スンドゥブもパンチャンからあまり遅れを取らずに運ばれてきました。
スンドゥブと言えばスンドゥブチゲのイメージが強いので、つい赤っぽいものを想像しがちですが、ここのは漢字の「純豆腐」という言葉がピッタリ。
いわゆるおぼろ豆腐で何の味付けもされておらず、お豆腐そのもの。お汁が結構含まれていますが、それにも味は全くついていません。
味付け用に醤油とネギが入ったタレがついていて、
試しにちょっとスンドゥブに入れてみたのですが、せっかくの豆腐本来の味が消えちゃう気がして、豆腐は豆腐のまま食べることにしました。
大豆の甘みがほんのちょっと感じられて、私はその方がぜいたくな気がして😙
代わりに、そのタレはご飯のお供に大活躍✨ ご飯に味がつくと思いっきり食べてしまってほぼ完食。
閉店まであと40分となってもお客さんはひっきりなしに入ってきて次々と注文。
お会計をして外へ出たら、お店の前の駐車場に車が次々と入って来るわ、徒歩のお客さんは駆け込んで来るわで、みなさんすごいラストスパートでお店に入って行っていました😮
もう一度言いますが、これ、日曜の夜の9時前の話です。土曜の晩じゃないですよ。
ホントにすごい人気店なのがよくわかりました。
最寄り駅は地下鉄3号線の南部ターミナル。4-1出口から徒歩8分ぐらいなのですが、現在工事中で閉鎖されているよう。でも5番出口からでも歩いて9分ぐらいで行けます。
広い通りをはさんで向かい側に芸術の殿堂という美術館やミュージカルなどの公演が行われるホールがあります。公演帰りに寄っているお客さんも結構いました。
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