晋州(チンジュ)にせっかく行ったから何か名物的なものを食べておきたいと思って調べてみたら鰻とのこと。
しかも晋州を代表する鰻屋さんの「ユジョンジャンオ」がなんと晋州城の目の前にあるとわかり、これは便利と行ってみました。
釜山に帰らないといけないから早めの夕食をと17時半過ぎに行くと、お店はまだ空いていて1人でも余裕で入れてもらえました。

こちらのお店、韓国観光公社が選んだ韓国100大飲食店の1つなんですって。
もちろん焼き鰻を食べてみたかったけれど、鰻屋さんではたいてい1人では注文できないので、恐る恐る注文できるか聞いてみたらOKとのこと。ラッキー。
まずはパンチャンが運ばれてきました。

いろいろあったけれど、

まだそれほどお腹がすいていなかったし鰻に集中したかったので、どれも味見をした程度。

面白かったのはこの見た目、肉じゃがのお皿。
マジで肉じゃがでした。
あれ、韓国料理なのかな? ホントに肉じゃがの味そのものだったんだけど。
しばらくすると焼いた鰻を載せた鉄板が運ばれてきて、テーブルで再度温め始めてくれました。

もちろん日本のような鰻の蒲焼が出てくるとは思っていなかったけれど、韓国の鰻、やっぱりヤンニョムが塗られてる。
さすが韓国。

お刺身同様、野菜で巻いて食べるものらしいので、早速やってみました。
味付け用に添えられていたのはこの4種類。

お味噌に生ショウガの千切り、酢ショウガ (お寿司についているいわゆるガリ)、そして生のニンニク。
日本で鰻といえば山椒が定番なのに、ショウガ??
と思ったのですが、試してみました。
まず、鰻そのものがあっさりしていて日本の鰻ほど脂が乗っていません。
そこに生ショウガをつけお野菜で巻くので、鰻とは思えないぐらいさっぱりしていて食べやすい。
最初、全部食べきれるか心配でしたが、一口食べてこの味なら完食できると確信しました。
酢ショウガとお味噌も試してみたけれど、ちょっと違う気が・・・。
なので、その後は生ショウガの千切りと、時々生ニンニクをつけて食べました。
スタミナ第一ですもんね。
巻き野菜はエゴマの葉とサニーレタス、どちらもとてもみずみずしくて全部鰻と巻いて食べました。
鰻の下には玉ねぎが敷いてあり、柔らかくなってヤンニョムソースとからんだ玉ねぎも一緒に巻いて食べるといい感じ。
食べ始めてしばらくするとスープっぽいものを持ってきてくれました。

いまだに何かはっきりとはわかっていないのですが、多分鰻の砕いたものが入っている出汁スープみたいなもの?でした。
塩は最低限しか入っておらず、濃い鰻のエキスそのまんまを楽しめました。

この後、市外バスで釜山に戻ったのですが、ちょっと珍しい経験をしました。
この日は朝5時起きで歩き回ってへとへとだったので、バスに乗った途端爆睡していました。
で、ふと目が覚めて窓の外を見てみたら、なんとバスが停まっていたんです。
ずっと高速道路を走るはずなので状況がよくわからずとまどっていたら車内アナウンスが入りました。
なんとバスが故障して走れなくなってしまい、なんとか最寄りのパーキングエリアまでたどりついたと。
釜山-晋州間は20分おきにバスが走っているので、後続のバスにここに立ち寄ってもらってみなさんに後続のバスに乗り換えてもらおうと、今無線連絡をしているところなので、このままお待ちくださいと。
もうビックリ。こんなこと、あるんですね。
あまりの出来事に眠気がいっぺんにふっとびました。
でも高速道路上で立ち往生して追突事故など起こらずに済んだだけ、幸運でした。
で、本当に約20分後、隣に別のバスが横付けされました。
ただ、隣のバスにどれだけ空席があるかはわからないので、私はドアが開いた途端、席を立ち、3-4番目ぐらいで隣のバスに乗り込みました。
私は運よく窓側の席を確保できましたが、状況がよく飲み込めておらず遅れて入ってきたお客さんは空いている席にバラバラに座るはめに。
バスはほぼ満席で出発し、ラッシュアワーに引っかかったこともあり、予定より1時間近く遅れて釜山に到着しました。
元のバスの運転手さん、別にあの運転手さんが何かしたわけではなく、運悪くあのバスを運転していただけなのに、説明をしながら何度も「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」って謝っておられて気の毒でした。
遅れが最小限で済んだのは運転手さんのおかげです。ありがとうございました。

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