旧書道 (ソド) 駅とホンブル文学館に立ち寄った後、広寒楼苑 (クァンハルルウォン) に向かいました。
それぞれの場所への所要時間は覚えていませんが、南原 (ナムォン) 駅でタクシーに乗ってから最後に広寒楼苑で降りるまで1時間5分、料金は40,000ウォンでした。予定外の1ヶ所に寄ったけれど、ここまではほぼ計画したとおりの時間で進んでいました。
広寒楼苑には数ヶ所入口があるのですが、私はここ正門から入り、
早速見学し始めました。中は広々としていて緑も多く、お天気もよかったのでとても気持ちがよかったです。
しばらく歩いてまず目に入ったのがこちらの「玩月亭」。何本もの太い柱に支えられた優美な建物です。
この建物の入口はちょうど反対側にあり、誰でも入れるようになっています。朝鮮時代っぽい建物ですが、この建物が建てられたのはなんとたった50年前。
普通50年前の建物と言われると、結構年季が入っていると思いますが、1400年代に建てられたここの主役と比べると、50年前の建物なんて赤ちゃんみたいなものですよね。
急いでいたので中には入らずどんどん進みます。玩月亭から3,4分歩くと見えてきました、目的の場所が。
朝10時半過ぎでしたが、既にこんなに観光客がいました。早速渡ってみます。
そう、かの有名な烏鵲橋 (オジャッキョ) です。韓国の七夕伝説では、7月7日に織姫と彦星が天の川を渡って会えるようにカラス (烏) とカササギ (鵲) が集まって羽を広げて橋を作ってあげるんですって。ここでは、池を天の川に見立ててそこにかかる橋ということで烏鵲橋という名前がついたそうです。
それはそうと、上の写真で数人かたまって水面を見ていますよね。私も写真を撮っていて気付いて「何かな?」と思って近づいてみたら・・・
鯉がこんなにたくさん! 誰かがえさをやったようですが、それにしてもすごい数。
水面から顔を上げると、こんな景色が目に飛び込んできました。自然にできたのでしょうが、まるで枝々がポーズを取っているようなこの木。絵になりますね。
そして、橋の反対側にはこの池に浮かぶ小島に建つ「方丈亭」が見えました。
池の縁に亀の形をした石を発見。そしてこの亀石の後ろには
ここの主役「広寒楼」の堂々とした姿が。。。
コネストさんによると、広寒楼はファン・ヒによって建てられ、チョン・インジが「広通楼」から「広寒楼」という名前に変えたのだとか。私は韓国の歴史をあまりわかっていないので、今まで歴史的背景の説明を読んでもちんぷんかんぷんだったのですが、初めてわかったんです、これ!
「ファン・ヒといえばキム・ガプスさんね。チョン・インジはあのまじめそうなおじさんね」って???
実は最近見終えたドラマ「大王世宗」でファン・ヒもチョン・インジもかなり重要人物の扱いで出てきていたんです。ドラマはフィクションだから本当はこの人達のことは全然わかっていないんだけど、なんだか知り合いな気がしてきて😀 そうなると、広寒楼にも妙に親近感が湧きました。いやー、やっぱり歴史ドラマは役に立ちますね。
広寒楼に烏鵲橋。初めて見たのに全然初めて感がありませんでした。だって、この辺りの風景、歴史ドラマに本当によく登場するんですもの。
ということで、早速キャプのコピーを取り出し、この日2回目のロケ場所特定を始めました。
まずは「王女の男」のこのシーン。
烏鵲橋と広寒楼、黄金のツーショットです。
多分この辺り、池の西側から撮ったものだと思います。他にも
「王の顔」とか
「風の絵師」とか。
この黄金のツーショットを背景にしたシーンは本当によく見かけますよね。テレビで見ていたこの景色をじかに見ることができたのは感動ものでした。
烏鵲橋の上だけのシーンも時々見かけます。またまた「王女の男」から。
この辺りですよね。たまたま写りこんだ2人が織姫と彦星みたい、なーんてね。
こちらもちょっと場所は違いますが、やはり橋の上ですね。「王の顔」の1シーンです。
また、広寒楼側から見た烏鵲橋のショットはビョンホンssiの映画「王になった男」で出てきます。
橋の上にいるのがビョンホンssiとハン・ヒョジュちゃんです。えっ、誰かわからないって?
こちらは夜のシーン。方丈亭に明かりがついていますね。
ん? こっちも誰だかわからない?
いや、ファンにはビョンホンssiのお顔がしっかり見えているんです😙
なんだかんだ書いていたら思ったよりも長くなってしまいました。残りは次回に。
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