今回は束草の旅日記をちょっとお休みして、ソウルの老舗の参鶏湯屋さんをご紹介します。
ここ「高麗参鶏湯 (コリョサムゲタン)」は60年以上営業している老舗なだけでなく、ミシュランビブグルマンのお店でもあります。
実は2回目の訪問なのですが、前回行ったのはビブグルマンを取る前の2012年。
その後、2017年から毎年ビブグルマンを取り続けているそう。
以前ご紹介したENAスイートホテル南大門に宿泊した時、ホテルのすぐ近くだったので行ってみて、ビブグルマンを取っていたと知った次第。
このお店には烏骨鶏の参鶏湯とかアワビがのった豪華な参鶏湯とかもあるのですが、私は定番の「参鶏湯」を注文。
パンチャンはこちら。
定番中の定番ですが、ここのカクテキ、ちょっと甘めの薄漬けっぽくって、むっちゃ美味しかったです。
パンチャンの写真を撮っていたら、あっという間に参鶏湯が運ばれてきてビックリ。
もちろんグツグツです。
お店にはひっきりなしにお客さんが来るので、どんどん作り続けているから即提供できるんでしょうね。
こちらの参鶏湯はご覧のとおり、透明に近い澄んだスープ。
スープには最低限の味がついているだけなので、濃い味が好きな人なら間髪入れずテーブルに備えつけの塩と胡椒を足すでしょうね。
私はシンプルな味が好きなのでそのままいただきましたが、時々味変でパンチャンと一緒に運ばれてきたコチュジャンをつけて鶏肉を食べました。
パンチャンの生ニンニクはスープがまだ熱いうちに2かけ投入。
参鶏湯を食べ終わる直前まで入れたままにして、最後に鶏肉ともち米ご飯とスープと一緒に食べたら味に深みが出たような。
鶏肉は当然のことながらお箸で簡単にほぐせるぐらいホロホロ状態。
お店によってはたまに鶏肉がパサパサしていることもありますが、こちらの鶏肉はとってもジューシーでした。
鶏肉の中にはもち米がギューギュー、なつめが1個、そして朝鮮人参が入っていました。
中身は割とシンプルですが、この人参がかなり大きくて。
食べかけの器ですみませんが、これ見てください。
人参の大きさがわかってもらえるかな?
もち米の量が多かったからか、食べ終わる頃にはおなかパンパン。
朝昼とあまり食べていなかったので完食できましたが、でなきゃ残していたかも。
お店に入った18時過ぎでも既に空いているテーブルが2つしかなかったぐらいだったので、食べ終わって出る頃にはお店の前に入店待ちのお客さんが10名近く。
ピーク時間に行くならウェイティング覚悟で!
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