2004年のソ・ジソプssi主演のドラマ。廃人ドラマとして有名ですよね。私はドラマを見てあまり泣く方ではないのですが、このドラマは最後の5話ぐらい、冒頭から泣きっぱなしでした。今までの人生で一番泣かされたドラマでした。
親に捨てられた子と溺愛された子。人はどこまで自分を犠牲にできるか。他人を犠牲にできるのか。血のつながりとは何か。本物の愛とは何か?などなど、いろんなことを考えさせられるドラマです。一度テレビ版を見たのですが、登場人物が出そろって物語が本格的にスタートするまでのくだりがイマイチ理解できなかったので、今回オリジナル版を再視聴しました。
舞台設定が整うまでのくだりは韓国ドラマにありがちな、無理くり持って行った感があってやっぱりしっくりこなかったのですが、一旦ストーリーが始まってしまうとそんな違和感はすっかり忘れ、登場人物たちのせりふや行動で細かく描写される心の動きに引き込まれ、後半は目が離せなくなってしまいます。そして衝撃のラスト・・・。多分こう終わるだろうという私の予測?期待?は見事に裏切られました。今まで見たドラマの中でトップ3に入る裏切られ感です。結構重ーいドラマですが、廃人ドラマと言われるこのドラマの世界観は特別なもののような気がします。Myわがまま評価、
点。おまけとして、このドラマの挿入歌に中島美嘉さんの「雪の華」が使われています。韓国語版はパク・ヒョシンさんという男性が歌っていらっしゃいます。なんでも、この歌は世界中あちこちから歌わせてほしいという依頼が来た中で、中島さんご本人がデモテープを聞いてパク・ヒョシンさんに許可を出したんだそうです。男性ですが、せつなさ感が声に表れていて、オリジナルのイメージにとても合っていると思います。
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