大長今パークで韓国歴史ドラマの世界を満喫! 午前の部

水原・龍仁

大長今 (テジャングム) パークに着いたのは朝9時少し前。

入口横のチケット売り場が開くまで数分待って、オープンと同時にチケットを購入し一番乗りで来場しました。

チケット売り場の人が「今日は撮影がないのでゆっくり見て回れますよ。」と教えてくれました。

以前韓国民俗村に行った時に一番見たかったメインの建物が撮影中で入れなかったことがあったので、撮影がないと聞いてホッとした半面、撮影中だったら運よく誰か俳優さんに会えるかもという淡い期待が消えて残念でもあり。

帰りのバスの時間が既に確認できていたので、安心してゆっくり見学を開始しました。

入口にはパーク内の案内看板があります。

大長今パーク案内図

これと同じ地図がチケットを買った時にもらった日本語のパンフレットにも載っているので、それを見ながら歩き始めます。

案内地図でわかるように、中は主に右側と左側の2つに分かれていて、私はそれぞれに2時間半ぐらいかけて午前と午後に見学しました。

まず目に入ったのがこちら。

大長今パーク入口近くの壁画

「イ・サン」「トンイ」「太陽を抱く月」などの主人公達が描かれた大きな壁画。

これを見ただけでテンション⤴⤴⤴

ここを通り過ぎた後、地図で右側の部分に入って行きました。

大長今パーク「太平館」

こちらが「太平館」。

ドラマで明とか清とか外国から来た客人をもてなす時によく使われる場所ですよね。

中にも普通に入って歩き回れるようになっているのですが、あまりのすごさにビックリしました。

何がってこれ、セットじゃないですか。

つまり、本当に誰かがここに寝泊まりするわけでも、住んでいるわけでもないわけでしょ?

大長今パーク「太平館」

なのに、このように本物の木材で頑丈に造られているし、

大長今パーク「太平館」

細かい部分にまで繊細に装飾されているし。

階段でさえ

大長今パーク「太平館」

こんな風に1段1段全部手の込んだ彫りが入っているんです。

ドラマの中でこんな部分がアップで映ることなんてまずないだろうに。

あまりに贅沢な造りにのっけから「ひぇーっ」って圧倒されました。

時間はたっぷりあったので、こんな感じで建物を1つ1つ見ていったのですが、初めて行った場所なのに見覚えがある風景が次々と出てきて、なんだかヘンな気分。

例えばこのお屋敷とか。

大長今パーク内の官家

なんてことのない家なのですが、周りの景色とともになんか記憶あるんですよね。

大長今パーク内の官家

中に入ってもそう。

この撮影所で撮影されたドラマがありすぎて事前にキャプは用意していなかったのですが、「絶対ここ見たことある!」って感じる場所だらけ。

キャプは持って行っていなかったけれど、頭の中にはっきりと残っていて絶対に自分の目で見たい場所が数ヶ所あって。

その1つがここ。

大長今パーク内の市場通り

ドラマの中では道の両側がお店だらけでにぎやかな通りなんですよね。そこを主人公達が歩いていたり、走って行ったりする場所。

ここ、「市場通り」と名前がついているのですが、この風景が目に入った時は「ここーっ!!!」って狂喜乱舞。

一番乗りで中に入った後最初の1時間ぐらいは貸し切り状態だったもので、ゆっくり歴史ドラマの世界に浸ることができました。

しばらく歩くと、また見覚えのある建物が。

大長今パーク「義禁府」

義禁府。罪人とかを取り調べるところですよね。

中に入ってこんなものを発見。

大長今パーク「義禁府」にあった小道具

歴史ドラマをよくご覧になる方なら、これ見て萌える私、わかってもらえますよね?

大長今パーク「義禁府」の牢屋

牢屋もあって、しかも出入り自由。 当然入るでしょ!

大長今パーク「義禁府」の牢屋にあった小道具

そしたら牢屋でお約束のこちらを発見。また萌え。

大長今パーク「無量寿殿」から見たパーク内

民家ももちろんたくさんあって写真は1軒1軒撮ったものの、「大長今パークにあった民家」と言わなければ誰もわからないようなフツーの家なので、高台で撮ったこの写真だけにしておきます。

さっき書いた「自分の目で絶対に見たい場所」第2弾がこちら。

大長今パーク「報平殿」

この特徴のある橋! ドラマでしょっちゅう出てくるでしょう?

大長今パーク「報平殿」

橋の向こう側から中殿が「チョナー!」って言いながら王様の方に駆け寄って来るシーンが目に浮かぶ、この場所!

そしてこの先の

大長今パーク「報平殿」

ここでも「チョナー!」って王様に謁見を求めて叫ぶんですよね。

すると王様が出てきて

大長今パーク「報平殿」

このアングルで見下ろすんですよね。

まさにドラマの世界そのもの!!! 

そしてついに一番メインの建物が目の前に現れました。

大長今パーク「仁政殿」

朝鮮王朝時代のドラマでは必ずと言っていいほど出てくる場所。

初めて見た歴史ドラマが「太陽を抱く月」だったもので、ここに立って真っ先に浮かんだのが「太陽を抱く月」の最終回でした。

中に入ってみると

大長今パーク「仁政殿」の玉座

「見慣れた」玉座が目の前に・・・。

しかも、この玉座、何の囲いもしていなくて普通に上がれちゃうんです。

大長今パーク「仁政殿」の玉座

ここまで見させてくれる大長今パーク、むっちゃ太っ腹!

大長今パーク「仁政殿」内部

仁政殿の中はこのとおり天井がすごく高くて、そしてやっぱりここも装飾がハンパなくすごかったです。

そして王様の気分でここから出ると、

大長今パーク「仁政殿」

王様の目線から見た映像そのものが目の前に広がっていました。

ひざまずいている家臣達はいなかったけれど(笑)

ここで撮影されたドラマや映画は数えきれないぐらいあるけれど、私が一番最近見た王様はこの方。

大長今パークの仁政殿で撮影されたドラマ「赤い袖先」の1シーン

ドラマ「赤い袖先」のイ・サン役のイ・ジュノ君。

仁政殿、上から見下ろしても、下から見上げても、とにかくどのアングルから見ても記憶にある景色で楽しすぎて。ここから離れたくなかったです。

そしてこちらもよく出てくる東宮殿。

大長今パーク「東宮殿」

そして、下が中宮殿。

大長今パーク「中宮殿」

写真の奥に見えている丸く開いた部分も時々ドラマに出てきますよね。

午前の部はこれで終了。

大長今パークの中には残念ながら食事施設がないので、朝来た人はたいてい午前中で帰ってしまい、午後はまた別の人達が来るという感じでした。

が、私は1日かけて全部見る気で行ったので、日本からエナジーバーやエナジードリンクなどかさばらないものを持参。

休憩所で1時間ぐらい食べながらひと休みして、午後の部に出かけました。

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