東大門で夜のショッピングを始める前に腹ごしらえに行った「テファジョン チンチャヘジャングッ」。
ここのヘジャングッは「普通」と「特」の2種類あって、「普通」はお肉が一口サイズに切られたもの、「特」になると骨付きの大きいままのお肉になるよう。
その他の具は同じ。どちらにもウゴジ(乾燥させた白菜)がたくさん入っています。
私は「普通」を注文しました。
「特」の骨付き肉の方がピョヘジャングッとしてはスタンダードですが、骨から肉を外す手間を省いてもらったと思えば、「普通」の方が食べるには楽かと思って。
パンチャンは白菜キムチとカクテキが壺で出されて好きなだけ取るスタイル。

それと、生玉ねぎとお味噌。定番のパンチャンばかりです。

ヘジャングッは器を火から下ろしてそのまま持ってきたようで、おばちゃんはトングを使ってテーブルに置いてくれました。

こんな激アツのもの、猫舌の私が食べられるはずがなく、玉ねぎが入っていた小皿を空けてそこに少しずつ移して冷ましながら食べました。
ヘジャングッ、お店によってはピリ辛のところもありますが、ここのはピリ辛の要素は全くありません。

味の調節用にいろいろ用意してくれましたが、私はネギを入れただけ。
牛肉は一口サイズでしたが、ホロホロで噛む必要がないぐらい。
牛肉そのもののお味がしっかり感じられて、普段スーパーの牛肉しか食べていない私からすると「上等もんのお肉」なのは間違いないです。
スープには牛肉のお出汁がよく出ていて一口飲んだだけで、ご飯を全投入することに決定。
そして、ここのヘジャングッの特徴はソンジ(牛の血の塊)が入っていること。
以前、大邱で一度食べたことがあります。これです↓

私、このソンジが好きで、このお店に行ったのは久しぶりにソンジが食べられるとわかったからです。
このソンジが大小合わせて5個も入っていました。
やはり少しフッと臭いました。これは苦手な人、多いかもしれません。
お箸でスッと割れるぐらいの固さでレバーほどふにゃふにゃした柔らかさではなく、固めの寒天とゼリーの間ぐらいの食感。
ソンジそのものには特に味はついていなくて食感で食べる感じ?
ソンジがダメな人は「ソンジなし」で注文できますのでご安心を。
お店は東大門のhello apMの裏の、狭くてお世辞にもきれいとは言えない小路の奥の方にあります。
東大門の表通りからhello apMとグッドモーニングシティの間の道を入って行くと、道の右側にemart24があり(下記の地図で黄色く示した「コンビニ」)、その角にこの看板があります。

ここで右に曲がって細い通路を少し歩くと左手にお店があります。
店構えは結構ビミョーですが、ヘジャングッは今まで食べた中で1、2を争うほどマジで美味しいです。
ソンジ好きの方もソンジ抜きで食べる方も、ぜひ一度行ってみて。


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