おひとり様が行く~大邱2 おかずが20種類も出てくる韓定食「オンドルパン」

大邱グルメ

大邱 (テグ) 最初の夜ごはんはグッドステイ ヒロテル近くのお店「オンドルパン」。

オンドルパンの外観

2日間野菜が全然取れていなかったので、大根の葉っぱヨルムパッの韓定食を食べることにしました。この日のお昼は11時半に安東 (アンドン) でカルグッスを食べただけでおなかがすいていたので18時過ぎに入店。あまり大きなお店じゃなさそうだったので18時ならおひとり様でも入れてくれるかと思って。案の定1人だと言うとあまりいい顔はされませんでしたが中に入れてくれました。雰囲気を察して、さっと食べてお店が混む前に出ようと決めました。

が、運ばれてきたお皿の数に絶句。なんと全部で20皿!! それにお味噌汁にヌルンジにご飯。「えっ、これで1人分? ウソでしょ?」とボー然としている中でおばちゃんが2回に分けてお料理を運んでくれました。立ち上がってカメラをかなり上に構えてなんとか全体の写真が撮れたって感じ。

見てください、これ。すごいでしょう?

オンドルパンのヨルムパッ韓定食

これじゃあ何があるのかわからないだろうと思って分割でも撮ってみました。

オンドルパンのヨルムパッ韓定食
オンドルパンのヨルムパッ韓定食
オンドルパンのヨルムパッ韓定食

お部屋はテーブルが2つある小部屋で貸し切り状態だったので、これだけ自由に写真を撮ることができました。撮影を終えて早速お皿と格闘開始。

これだけ量があるので作戦を立てて食べなきゃと、まずは今日の目的であるお野菜のお皿の完食にとりかかりました。

ここのお野菜、いい意味でほとんど味がついていないんです。素材そのものの味を楽しめるようにっていう感じで、日本のおひたしみたいに塩ゆでしたままに近いか、軽くゴマ油がかかっているだけとか。それに赤い唐辛子が見えているからキムチっぽい味かと思ったら、唐辛子が入っているのにピリ辛じゃないんです。どうやって辛くせずに済むのか不思議なぐらい。

オンドルパンのヨルムパッ韓定食

こちらが主役の大根の葉っぱ、ヨルムパッ。ちょっとお酢で和えてあってさっぱりしていて、濃い味のおかずを食べたあとでお口の中を中和してくれる優れもの。だからきっとこれだけたくさん入れてくれているんだと食べ始めてから気づきました。他の山菜も何なのかわからなかったけれど自然なお味でおいしかったし。

一方、野菜以外ではなんとタコとニンニクのキムチがあって。

オンドルパンのヨルムパッ韓定食

タコのお料理っておひとり様ではなかなか食べられない物じゃないですか。だからもうどれだけ嬉しかったか。コチュジャンの辛さはもちろんあるんだけど結構甘辛にしてあって、私はこれ、大好きでした。

オンドルパンのヨルムパッ韓定食

このアサリのヤンニョム和えもこんな見た目なのにちっとも辛くないんです。これもお気に入りでした。

オンドルパンのヨルムパッ韓定食

それに、この小魚の甘辛煮も美味しかったな。

オンドルパンのヨルムパッ韓定食

このスルメイカもちょっと甘めの味付け。スルメイカそのものの塩気とで甘辛のバランスがちょうどよくなっているんです。それと単独写真は撮っていないけれど、コンビジ (おからのスープ) も大豆の味が残っているぐらい薄味になっていて、これも絶品でした。

とにかくどれをとっても美味しかったです。また、ここのご飯は雑穀入りになっていて、普通のお茶碗なら2杯ぐらいの量のご飯が、ピビンできるようにどんぶりっぽい大きめのお椀に入っているんです。普段、私はお店で出されるご飯1杯をなかなか全部食べられないのに、ここではご飯まで完食してしまいました。

ホント、おなかをすかせて行ってよかったです。でなければ絶対食べられない量でした。最終的にさつま揚げっぽいものとかキムチとか珍しくないものは少し残してしまいましたが、それ以外は完食しました。それも、早く食べてお店を出なきゃと急いで食べたのに、食べ終わったら50分経っていて😀

そりゃあこの量ですもん、時間かかりますよ。幸いなことに私が食べている間はお客さんは一組しか来なかったのでお店の人に迷惑をかけずに済みました。

このヨルムパッ韓定食、お値段12,000ウォン (2019年10月現在)。安すぎます! 前の夜に安東で食べた、今までで一番美味しくなかった参鶏湯と同じ値段だなんて信じられない。。。(参鶏湯は化学調味料っぽい味がしてあまりに美味しくなかったので、あえてレポはしませんでした)

大邱に行ったら、思いっきりおなかをすかせてまた行きます。

オンドルパン|온돌방
大邱広域市中区東城路12キル72-9 (旧道路表記:大邱広域市中区公平洞94-5)

コメント

タイトルとURLをコピーしました