今日から高陽 (コヤン) と一山 (イルサン) の壁画マウル巡りの後半、一山にある一山西区壁画マウル訪問記です。
朝から約3時間かけて高陽の花田洞 (ファジョンドン) 壁画マウルを巡った後、Korail京義・中央線の花田駅に戻って電車に乗り、30分弱で一山駅に到着。当初の計画では一山西区の壁画マウル巡りを半分ぐらい終えて14時前には一山市場近辺で遅めのお昼ごはんを食べるはずだったのですが、一山駅に着いた時点で既に13時前。予定時間よりも大幅に遅れていました。
いったん壁画マウル巡りを始めてしまうと住宅街で食べるところがあまりないのはわかっていたので、お昼ごはんは予定を変更して一山駅構内のカフェでちゃちゃっと済ませ、ほとんど休憩することなく一山の壁画マウル巡りに出かけました。
一山西区の壁画マウルも花田洞壁画マウルほどではないものの、結構場所がばらけています。現地にあった案内地図はこれなのですが、
9ヶ所あるのはわかるけれど、地図が簡素化されすぎていて土地勘のない私には理解不能。
ということで、いつものようにコネストさんの地図をお借りして、壁画マウル巡り用の地図を作成しました。これです。
字が細かすぎて見えないって?
それはわかっているのですが、一山駅との位置関係がわかるようにと思ってあえて駅を入れた地図にしてみました。地図中の番号は現地にある案内板に書かれた番号に合わせてあります。私はできるだけ無駄なく歩きたかったので、①→②→⑧→④→③→⑤→⑥→⑦→⑨の順に歩きましたが、ここでは極力番号順に壁画を紹介していきます。
まず①のエリアですが、一山駅2番出口を出て線路沿いに歩いて10分強で着きます。電車の線路の高架下に描かれた壁画です。
ほとんどが馬の壁画なのですが、よーく見ると一部ユニコーンが混じっているんです。どれかわかりますか?
馬以外にも鳥にネコにうさぎ。
この最後の3作に描かれている”にょきにょき”は何? サボテン? ちょっと不思議な壁画たちでした。
②の壁画は道路を渡ったところにあります。
この壁画、結構幅が広くて同じデザインだったのであまり深く考えずに撮ったのですが、帰って来て写真をよく見てみると「Goyang City」の最初のGoが切れちゃってるんです。トホホ。②の壁画はこれだけです。
続いて③のエリアです。ここはタイルっぽい壁に描かれた作品たちです。あえてテーマをつけるなら「風車とちょうちょ」かな。
色づかいがきれいですよね。
この壁画はツタにかなり侵略されています。でも紅葉の季節だったからかツタも色づいていて、それなりにいい味わいが出ていました。
続いて④のエリアです。ここは通りの両側に壁画があります。カラフルなお花の壁ががメインのこの通りはとても明るい感じでした。
ね、本当にカラフルでしょう? 壁画マウルでお花の壁画は鉄板ですよね。ここの壁画は民家の壁ではなく、歩道の壁に描かれています。描かれているキャンバス?も平らな壁ではなく、レンガっぽい形をしたコンクリートの壁でちょっと描きにくかったんじゃないかな。
特に上のような大きな作品を見る時はあまり近くからだと壁の凹凸が邪魔をして壁画がきれいに見えないので、道路の反対側から見るぐらいがちょうどいいかも。鳥や花の妖精?まで現れて楽園って感じ。ここは通りの両側にずらっと壁画が並んでいるので、見応えがありました。
⑤のエリアは④の通りを歩いて行って③の壁画を通り越してもうちょっと先にあります。ここも道路脇の壁に描かれた大きな作品ばかりです。
大きな壁に大きなひまわり。これ、通りの反対側の歩道から撮っているんですよ。それでも結構な迫力でしょう?
ついつい壁画ばかりを見てしまいがちですが、たまたま上を見上げると素敵な教会の塔が見えました。
塔の形も色もユニークで、遠目から見るとブリキでできているように見えました。帰国してから調べてみると「聖書浸礼教会」、日本ではバプテスト教会と呼ばれているプロテスタントの教会のようです。韓国は儒教の国だと思いがちですが、キリスト教もかなり浸透しているような気がします。日本よりも教会を見る機会が多いので。
ひまわりの続きにはこの壁画が描かれています。かなり淡い色合いの壁画に挟まれて、ひまわりの壁画が一層引き立って見えました。
長くなってきたので続きは次回に。
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